どうして?インプラントに向いていない人

骨粗鬆症を含む持病に注意
顎の骨に人工歯根を埋め込んで、その上に義歯を装着するのが一般的なインプラント治療です。埋め込む技術も年々アップデートしていますが、ある程度の厚みや強度が無いとインプラントが出来ないケースもゼロではありません。
また骨がもろくなる骨粗鬆症だとインプラント治療中にアクシデントが起きてしまうかも知れません。飲んでいる薬の種類によって壊死のリスクが生じる。インプラント治療後の定着が悪くなる事例もあります。
糖尿病による血糖値のコンロトールが難しい。あるいは高血圧や心臓病、腎臓や肝臓に疾患を抱えている場合もインプラントの定着が悪くなる事もあります。自分の治療可否はまず医師へ相談の上、治療を模索するのがベストです。
メンテナンスが出来ないのはNG
インプラントはとても便利な治療ですし、安全性も確立されています。しかし1度の治療で終わる訳では無く、定期的なメンテナンスが必要とされます。よってなんらかの事情によりメンテナンス不可であれば、インプラント治療に向いていないとされています。
20歳以下の方は顎の骨が成長している段階なので、インプラントをした際にトラブルが生じやすいので控えた方が良いでしょう。妊娠中に関しても体調が不安定になりやすいので、インプラントに向いていないと言われています。
どうしても妊娠中にインプラント治療をしたい方は安定期に行う必要があります。外科手術になるので体力が著しく落ちてしまう85歳以上の方も、インプラントに不向きなので注意して下さい。
この記事をシェアする